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原子力発電所の是非と地球の将来
原子力発電所の再稼働については、
賛成派と反対派が各々の意見を激しく闘わせています。
どうやら、結局は再び動き出すようですが...
遠くに住んでいる吾輩にとっては、対岸の火事のような
存在としてとらえています。
日常生活で使っている電気が、いくらのコストで、どうやって
生まれ、どうやって家まで来ているのか、詳細には説明できません。
現状ではそれを知らなくても生きていけるからです。
ただ、知らなくてもいいけど、知ってた方がよりいい場合もあります。
明らかにすべきは、
① 何を持って賛成するのか、
② 何を持って反対するのか、
③ それらが普遍的に通用するのか、
ということだと考えます。
原子力発電所の稼働が本当に必要なのでしょうか?
今日現在、日本は原子力発電所生まれの電気を使わずに
国が何とか成り立っています。(千葉県出身の〇田首相には閉口していますが。)
賛成派の意見は、夏の需要が供給を超えるので、その電気を生み出すために
必要。だから稼働させるべし。(本当は別の理由があるんですよ。例えば、
公共事業、ETC普及、駅のエレベーター・エスカレーターの増設など。
これらの背景を考えればわかりますよね。あんまり詳しく書くと、吾輩、
後ろから刺されるかもしれないので、ほどほどで止めておきます。)
一方、反対派の意見は、今何とかなってるんだから、夏は我慢すればよい。だから
動かす必要はない。
ただし、これらは、あくまでも賛否の議論であって、正誤の議論ではないことを心得て
おくべきです。
核分裂時の爆発的なエネルギーにより、お湯を沸かし、軸を回し、発電するというのが
原子力発電所の仕組みです。
さて、人間が手をつけてはいけないことが3つあります。
・遺伝子に手を加えること
・空を飛ぶこと
・原子に手をつけること
何故か?
それは、リカバリーする技術が無いからです。
しかし、人類はすべて手をつけてしまっています。
見切り発車もいいとこです。
言いだしっぺ、やりだしっぺを心から
恨んでおります。
放射能汚染ということを昨年以降よく耳にします。
でも、具体的に説明できる人、理解している人って
あんまりいないんですよね。
ちゃんとした知識を教えている場所がないからです。
まわりがろいろ言ってるから扇動されて一緒に騒いでいる
ようにしか思えません。
国を根底から支配しようとするときには、その国の教育に
手をつけるのが一番確実なやり方である、と吾輩、大学で
学んだ覚えがあります。
今こそ、教育をしっかり立てなおさなければならない時代に
なってきたと思います。原子力、放射能をはじめ、学校では
きちんとした知識を教え、家庭では知恵を与える。相対的な
世の中であるからゆえに近所のオヤジが道徳を教える。
「持続可能な社会」などと偉そうに口にする先出の輩もいますが、
実際、われわれはこの地球を、安心して住める状態で次の世代に
引き継ぐ責任があるのです。
赤い国に迎合する浅卑の記事を鵜呑みにさせないような、
しっかりとした指導者、教育者のもとで、
子供たちを成長させたいものです。