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二つの新聞報道
まずは、昨日発表された以下の記事をご覧ください。
① 国土交通省は18日、高速ツアーバスを運行する全国の貸切バス業者298社を対象にした重点監査で、8割を超す250社に道路運送法に基づく法令違反が見つかったと発表した。うち48社は会社の名前を貸し無許可営業させる「名義貸し」や日雇いの運転手が複数いるなど「重大な違反」が判明した。同省は名義貸しについては行政処分に加え刑事告発も検討する。(毎日新聞)
② 橋下徹大阪市長が大阪府知事就任前の平成18年、大阪市内の高級クラブに勤務していた女性と知り合い、交際していたとする記事が19日発売の週刊文春で報じられることが分かった。橋下氏は18日記者団に「事実の部分と事実でない部分があるが、まずは妻に説明したい」と述べ、事実関係をおおむね認めて「僕のポカで家族に迷惑をかけた。子供には本当に申し訳ない」と神妙に語った。(産経新聞)
さあ、順番に見てきましょう。
①につきまして、武井観光は、国土交通省により「違反はない」と認めら
ました。こちら、国土交通省のHPに掲載されておりますので、ご覧になっ
てださい。法律は守って当然の事なのですが、実態は発表された通りで
す。なぜこのような結果になってしまたのでしょうか?考えられることと
すれば、規制緩和によるバス会社の増加、旅行代金および運賃の低価格化
によるしわ寄せ、必然的な経費削減(人件費の削減、安全対策費の削減)
など。自由主義経済の土俵上において、参入障壁の撤廃はある意味妥当な
政策ではありますが、結果このようなことを引き起こす要因になったこと
を考えれば、運輸業界における規制緩和導入の功罪は「罪」の方が大きか
ったと認めざるをえません。経済活動において、人命を失わせる結果を招
くことはあってはならないことだと思います。
先日の文章でも書きましたが、武井観光は「お客様の命を肩に感じて」仕
事をする会社です。目的地まで安全にお連れする事が最大の責務であり、
その土台の上に、お客様のココロの満足を乗せられるよう、全従業員が一
丸となり、精進してゆく所存でございます。
②につきましては、完全に吾輩の私論でございますので、正誤を追求する
のはご勘弁願います。結論を申しますと、このホステス(記事からホステ
スだと解釈します)、最低です。お客様の情報を他に漏らすという、クラ
ブのホステスとして絶対にやってはならない過ちを犯しています。「週刊
誌に言わなイカンことかぁ?」。「己の墓までもっていかなアカンことや
ろ。」。橋下さん、不倫を認めております。「奥様からのペナルティを覚
悟します。」と。どっちつかずの発言をされる公人様方が多い中、立派な
ものです。(吾輩、橋下さんの奥様、あっさり許すんではないかと思って
います。妻である以上に沢山のお子様のお母様でもあるからです。)世の
中、たたいてホコリの出ない人間などいないと思っています。橋下さんが
公人としての期間中のことならまだしも、私人時代の、それもかなり以前
のことを今頃になって記事にするという、文春サンの姿勢はいかがなもの
かと感じます。すると、「表現の自由」を背負って対抗してくる輩もいる
ことでしょうからこれ以上は何も申しませんが、吾輩も「表現の自由」の
下、日々書き連ねていることをご了承ください。