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甲州散策その2
毎度、ご覧くださいましてありがとうございます。
武井観光:広報部でございます。
昨日に引き続き、甲州散策その2をお伝えいたします。
こちらですね。ひとことで言うと、素晴らしいにつきるお宿さんです。
眼下に流れる川のせせらぎだけが、周辺にこだましています。
標高が高いせいか、この時期でも自然の風だけで心地よく過ごせます。
さあ、お邪魔しましょう。
熊公がお出迎えです。胸元のVの模様
が決まっています。
生きてはいません。小柄でしたので、
子供のツキノワだと思われます。
右手のさりげない感じがいいですね。
つぶらな瞳が可愛かったですよ。
その昔、山から出てきたところを、猟師
であった先代主人が仕留めたとか。
大きなのっぽの古時計もあります。
おじいさんが買ってきたのでしょうか?
今でも現役で時を刻んでいました。
玄関ホールには、このような調度品が
多数あって、お宿さんにはいった瞬間
から、なぜか「ホッ」とできました。
なかなかの雰囲気に期待感が高まり
ます。
お部屋に通されて、黒糖で味付けされた豆と、梅風味の甘露が供されました。
おいしくいただいた後は、鉱泉に浸かりに行きました。
ここは、分類上、温泉ではなく、鉱泉だそうです。湧出時の温度が低いために、そう
分類されるとのことですが、アルカリ性の強いお湯に浸かった後は、肌の潤いが
ず~っと残っているようで、いつまでも心地よかったです。
本来ですと、浴室の写真や、山菜を中心としたお食事の写真を掲載すべきですが、
入浴、食事に夢中になりすぎて、シャッターを押すことすら忘れてしましました。
みなさんも、機会あれば、是非訪れてみてください。
吾輩、これまでに、様々な施設様に伺いましたが、自信を持ってオススメできる
お宿です。ご自身の好きな作家の文庫本を持っていくのも一興でしょう。
あっという間の1泊でした。宿を後にする際、人のよさそうなお母さんが出てこられ、
「山の食事はお口にあいましたか?」と、ほんと、気の利いた問いかけをされました。
吾輩、このような、機知のある言葉、対応、すごく好きです。
「また来ますね」とお応えしました。
あとは、都心に向けて帰るだけです。時間はたっぷりあったので、甲州街道を東進することに
しました。笹子トンネルを抜け、大月を通ると、猿橋の地名が。
そうです、中央道の渋滞の名所「猿橋バス停付近」のあの「猿橋」です。
これが、猿橋の現物です。吾輩、以前TV番組で紹介されたことを覚えておりますが、
訪れたのは初めてです。橋の袂に「この橋、渡るべからず」と立て看板を立てたくなりました。
お約束として、真ん中を通り往復しました。また、橋の横には、明治時代に作られた
水路橋もありましたので、写真を掲載します。
水が勢いよくトンネルに吸い込まれていました。東京電力が管理している発電設備の
一部だそうです。レンガ造りの構造物は、碓氷峠のメガネ橋を彷彿とさせます。
先人たちの功績ってすごいですね。
2日間、本当にのんびりできました。
さてさて、この週末、来週末と怒涛の忙しさですが、みなさんに愛される武井観光をめざし、
断ることを恥とする精神で、お客様の足として、この夏を東奔西走いたしたいと
存じます。どうぞ、よろしくお願いいたします。