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日本の黎明期を考察する。2
さて、2日目は、まず足利学校を訪問しました。
「入徳」の門をくぐります。
左手に図書館を見ながら進みます。
学校の外観です。人を集めて学ばせた最初の学校と言われています。
孔子先生の儒学の思想を中心に、当時の学生は学んだそうです。
「師曰く~」で有名な学問ですね。吾輩も、論語からいくつか引用した文章を
おさめてある本を購入しました。生きる上で必要なことを新たに学んでいこうと
思います。
室内にあがることができます。屋外はとても暑かったのですが、風通しの良い日本家屋は
室内はとても過ごしやすかったです。
お庭の手入れもきれいにされています。築山と池がいい感じにまとまっています。
恕=思いやりです。孔子先生は終身、この思いやりを最も大切になさったとのこと。吾輩も
恕を常に心に留めておこうと思いました。
学校を後にして桐生の織物記念館に向かいました。京都の西陣、東の桐生織と謳われて
昔から織物の街として栄えていました。
建物は、有形文化財にに指定されています。こちら無料で見学することができます。
内部には、
桐生織や、
昔使われていた織機が展示されています。
一角には直売所もあり、ネクタイをずっと買っていなかったので、桐生織のネクタイを
2本買いました。
階段を下りている途中に、バイオハザードを思い出しました。
午後からは、国道122号線を北上して、足尾銅山に向かいます。
途中、草木ダムで小休止。
黒部ダムにはかなわぬまでも、とても大きな重力式コンクリートダムです。総工費500億円、
約10年の歳月をかけて完成しました。
しばらく北上すると足尾銅山に到着です。現場監督の元さんがお出迎えです。
写真のトロッコに乗って出発です。
吾輩は最後列に座りました。後ろを振り返ると、運転装置がついており、レバーを動かしたところ、
係のおじさんに怒られてしましました。ごめんなさい。
鉱山内部に入って行きます。わくわくしますね。
入坑から約100mくらいでトロッコをおります。あとは歩いて坑内を見学します。ひんやりと
しています。
江戸時代から昭和時代までの変遷、坑内の様子、採掘方法など、マネキンを使って展示しています。
もともとは、江戸時代の二人の農民によって偶然に発見されたとのこと。小学校の生徒さん達も
多数見学に訪れていました。20分ほどで抜けます。
外にはトンボがたくさん飛んでいて、吾輩の指さきにも止まりましたので、1枚パチリ。
この後は、ロマンティック街道に出て、いろは坂を登り、中禅寺湖を抜け、奥日光に向かいます。
男体山が綺麗に姿を見せていました。
この時期、その全体像を見せる事はまれだそうです。何分後かには、頭を雲が覆っていましたよ。
見ることができて良かったです。
戦場ヶ原を通過して、湯滝を拝見。上から見ましたが、北海道のオシンコシンの滝に似ています。
写真では分かりづらいかもしれませんが、上から下をのぞいています。
本日も無事に行程を終える事ができました。
明日は、世界遺産の登録を待ちわびている、富岡製糸場を見学します。