画竜点睛を欠く/武井観光スタッフブログ

武井観光スタッフブログ

画竜点睛を欠く

今から約20年くらい前からでしょうか、カーナビゲーションが
ちらほらと現れ始め、当時はソニーとパイオニアがしのぎを削っていたように
記憶しています。
GPSの精度も高くはなく、たまに海の中を走っていたり、
まったく違うところを走っていたりと、今のマシンと比較すると
ちょっと毛の生えたおもちゃ的なシロモノでしたね。
(まぁ、パソコンのスペックを比較しても、当時はやはり
低かったのだなぁと実感しますよね。例えば、フロッピーディスク
に記憶したり、ハードディスクも20MBあれば「スゲェー」と感じていたりと。)

で、今日。現行の日本車においては、「カーナビ」はエアコンと同等に
標準装備が当たり前となっています。
地上デジタルTVが見られたり、はたまた、ブルートゥースによって
携帯音楽再生装置から無線で音楽が聴けるなど、システムも随分と
進化したと感じております。

しかしながら、「目的地周辺です。案内を終了いたします。」という、
「これからが大事なとこやんけ!」という、いささか残尿感に似た
隔靴掻痒の感じを受けている方も数多くいらっしゃると思います。

何だか、「後は、ご自分で何とかなさりなさい」みたいに感じますよ。

そもそも、カーナビを駆使することが無いので、現在市場に出回っている
すべてのモデルの詳細を把握しきっていない為に不明ですが、
きちんと最後まで案内する機種もあるのでしょう。

しかしながら、何事においても、「最後のツメ」をしっかりしないといけませんね。

段取りと最終確認さえしっかりやれば、みなハッピーです。

お客様にご迷惑をおかけすることなく、静かな大晦日を目指したいものです。

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画竜点睛井を欠く、の図(HP「故事成GO!!」様よりイラストを転載させてもらいました。)

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