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今でも現役。
先日、都留市へ行ってまいりました。
都留市は、目的地になることは少なく、大抵、通過地点となる
ことが多いのですが、その日は、遺構を見るための目的地と
なりました。(遺構という言葉は、厳密に言うと誤っているかも
しれません。)
落合水路橋です。
東京電力の前身、東京電灯が明治40年に建造したもので、駒橋発電所までの
導水路の一部として、今なお活躍中です。
レンガ造りの建造物は美しいですね。
水の流れが強いために、実際に流れている所を間近で見ることは
できません。庭さきなどを流れている水路もあるのですが、
金網で覆われていたり、暗渠になっていたりします。
そして、この水は、以前紹介した、猿橋の横にかかっている水路橋も
通るようになっているのです。
セゴビアにある水路橋には歴史的にも規模的にも遠く及びませんが、
長きにわたって残っていることを希望します。