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価格破壊
バス代の適正価格とは「何ぞや」と、日ごろから、スタッフHやスタッフTと
意見を交わしております。通常のバス代は漠然とした形で存在しているのですが、
本来は時間と距離をもとに算出されてしかるべきものなのです。
長年の、いわば、悪しき習慣と申しましょうか、ざっくり勘定で
提示されているのが現状です。昨年の大きな事故以来、国交省主催で
学識者や業界代表者参加の様々な会合が開かれており、つい先日も、
バス代には安全対策費を盛り込むべきだ、との見解も表明されたようです。
しかしながら、「安い」ことが選択条件であることも事実で、状況がなかなか
改善されません。何とかしたいものです。
さて、本日は事務所の二人に暇乞いをしまして、散髪に行ってまいりました。
通常これまでの日本の理髪店は、理容店組合に加入していることが前提であり、
月曜店休日、同一地区の料金は横並び、でした。それが近年、非組合の
チェーン店が発生し、料金も低価格化、カットのみ、とか、シャンプーや顔剃りも
オプションで付けられるなど、消費者にとってありがたいサービスを提供してくれます。
何より、年中無休、夜も8時くらいまで営業しているところが気に入り、吾輩も、
あるお店に、3週間に1度くらい通っています。ちょっと前までフルセットで2200円だったのですが、
いつのまにやら2000円に下がっていました。店の人に聞いたところ、「近くに競合店ができたのです。
ですから、価格を下げました。」と。
値段が下がったことはたしかにありがたいのですが、吾輩としては、2200円でも十分低価格だと
思っておりますし、今のサービス、技術なら、他店より多少高くても、浮気をする気はさらさら
ありません。
単純に、値下げをして集客を図るより、その値段にに見合った、さらには対価以上の満足度をご提供できるよう
企業努力が必要だと感じた、今夜の散髪タイムでした。
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