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黒部峡谷、黒二~欅平
更に上流へ向かっていきます。
明治時代から、電源開発のポイントとして注目されていただけあって、
川の流れが激しくなってきました。
毎回思うことですが、写真では現実が伝えられないことに歯がゆさを感じます。
標高も高くなってきているのを物語るように、万年雪も目にすることができます。
いわゆる氷河です。解けることのない雪です。いつからあの場所にあるのでしょうかね?
さらにしばらく進むと、小屋平ダムがその姿を現してきました。
記憶が正しければ、高熱隧道の作中に出てきた、富山から発電所の建設現場を見に来た青年将校の方たちが
溺れて亡くなったのもこのあたりだったような...
さて、今乗車中の黒部峡谷鉄道、かつては資材運搬の役割のみを果たしており、
一般には乗車できなかったのですが、美しく雄大な自然を見たいという声が
強くなり開放されたとのことです。今ではそのようなことはありませんが、
以前は、乗車券に、「命の保証はいたしません」と但し書きがあったそうです。