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事実関係は?
「ピンク色の航空会社の飛行機が海面墜落する寸前だったらしい」と聞きました。
その場に居合わせてはおらず、マスコミの発表での情報取得ですので、
実際のところ事実は不明です。
しかしながら、理解不明な点がいくつか。
写真は当該機種の操縦室です。
対地接近警報装置が作動したようなことをTVで言っておりました。
この場合、対地は海面なので、通常であれば高度計が限りなくゼロに近づいていたはずです。
75mと言っていたので、300フィートを切っています。操縦士は二人いるので異常接近なら
気づいたはずかと。
また、警報装置は着陸態勢をとっていれば鳴らないので、
写真中Aの車輪昇降装置が下部に、Bのフラップ作動装置が着陸位置になっていなかったと
推測されます。
であれば二人とも寝ていたと思われます。事実が発表されていないので、何を言おうが可能性は
否定できません。
お客様の命を預かる以上、乗務員は最大の責任を負って仕事するのは当然のことで、
できて当たり前です。ましてや、業務遂行上の決まりごとを守れないような人間は
会社存続を危ういものにする対象であるため、厳重に処罰されるべきであると考えます。
ことに運輸業界に就業している人間にとってはなおさらです。