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富岡製糸場と絹産業遺産群
近々登録される予定の、標題の遺産群ですが、
製糸場だけがいろんなところで取り上げられることに危機感を
抱いたものですから、本日は、その中のひとつ「高山社跡」を訪ねてまいりましたので
ご紹介いたします。
もともと、高山家は武家ということもあり、敷地入り口には立派な門がしつらえられています。
県と国の大事なものとして認定されています。
ここには、解説をしてくれる方が常駐していまして、
吾輩にも懇切丁寧にお話をしてくださいました。
高山長五郎さんが、「清温法」という養蚕方法を確立し、
その指導者を育成するための施設として誕生したのが、高山社だということです。
明治時代の殖産興業として重要な位置にあった、絹製糸業、絹織物産業。
画期的な絹糸の増産方法を見出した長五郎さんの存在を知ることができ、
今日も一日、意味のある大人の社会科見学ができました。
次回は、天然の冷蔵庫、「荒船風穴」を見学にいきます。