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打つ手は無限
「すばらしい名画よりも、
とてもすてきな宝石よりも、
もっともっと大切なものを私は持っている。
どんな時でも、どんな苦しい場合でも、
愚痴を言わない。
参ったと泣き言を言わない。
何か方法はないだろうか、
何か方法はあるはずだ、
周囲を見回してみよう。
いろんな角度から眺めてみよう。
人の知恵も借りてみよう。
必ず何とかなるものである。
何故なら打つ手は常に無限であるからだ。」
船橋出身の実業家、滝口長太郎さんの詩です。
最近知る機会がありまして、行き詰まりそうな時に
思い出しております。
巷間でたまに耳にする「万策尽き果てた」という
言い回しですが、この詩を思い出すにつけ、
「考えることを諦めた」に過ぎない感じですかね。
人間諦めた途端に年を取ると言われますが、
悔いのない人生を送るためには、何事も
諦めてはいけない、ということですね。