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片倉シルク記念館訪問
富岡製糸場が話題沸騰中の折、かくも素晴らしい状態で保存してくれた
片倉工業さんに感謝しての訪問です。
熊谷製糸場にあった建物をそのまま活用して、記念館として無料で開放されています。
現在はイオンショッピングセンターとなっています。
片倉工業さんは民間最後の富岡製糸場オーナーとして、
1939年から1987年までそこで生糸の生産をされていまして、
2005年、富岡市に寄贈するまで、「売らない」「貸さない」「壊さない」気持ちで、
建物などを保存されていました。
さて、記念館内部は、ついこの間まで使われていた機械などが展示されています。
詳しい解説、短編映画も観ることができ製糸産業で賑わっていた時代のことが
よくわかります。
上の写真は繰糸機です。人力の座繰りから発展した機械です。
高品質の生糸が作り出されたのだそうです。
「これくらい」が無駄のもと。いつの時代にも通じる戒めですね。
荒船風穴にも行く予定だったのですが、先日の大雨による土砂被害で
道路状況が芳しくないとの情報を得ましたので、また後日伺って、
ご紹介いたしたく思います。