HOME > 武井観光スタッフブログ > 日常のこと > 冨沢家住宅
冨沢家住宅
国道17号線、湯宿温泉と中之条を結ぶ群馬県道53号線の大道峠付近に
築200年以上経つ富沢家住宅がきれいな形で残っています。
大道は三国街道の脇往還沿いにあり、江戸時代に開かれた新田村で、冨沢家は名主を務めた
名家とのことです。越後からの物資はいったんここに集められた後、吾妻郡の各地に運び出された
ようです。訪問したときに丁度この家の末裔の方がいらっしゃって、家屋内や歴史を
大変詳しく説明してくださいました。風水にかなった建築で、また、御伊勢様をお祀りされており、
こっそりとパワースポットにも立たせていただきました。現在は国指定の重要文化財で、
圧巻なのは立派な茅葺屋根です。昨年葺き替えをされたとのことで、費用は4,000万円ほど。
約20年はもつそうです。
あまり知られてはいない施設ですが、何かとかませて見に行かれることをオススメします。