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越後湯沢
先日、湯沢を通ることがありまして、あらためて目にしたのですが、
昭和末期からのバブル期に、一斉に建てられたリゾートマンションが、
今でもひっそりとたたずんでいました。
首都圏在住のまぁまぁ余裕のある人たちが、別荘感覚、投資物件として
買いまくった物件です。
居住用ではないために、定住している人はほとんどいないと聞きます。
現在でも、売りたい人がてぐすね引いて待っている状態だとか。
たとえば上の物件、約40平米で、売値25万円です。
これに無料駐車場が付いています。
また共用の24時間入浴可能な大浴場も無料で使えるそうです。
一見、激安物件ですが、なかなか買い手がつきません。
というのも、維持費として、月間約4万円がかかるためです。
持っているだけで4万円は安くはないでしょう。
年間で50万円です。
リゾート地には居宅を所有するのではなく、行きたいところで
借りたり、もっとも旅館やホテルを利用すればいいと感じます。
それでも年間50万円はいかないでしょう。
ものは使ってこそ、その価値が生まれるものなので、
バブルの時に踊らされた人の二の舞にならないように、
常に社会情勢には気を配りたいものです。