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青春18きっぷの威力 二日目
只見の宿に一泊して、只見線の残りを踏破することから始めます。
只見線は2011年の豪雨被害によりいくつかの橋脚が崩壊し線路が流失したことから
現在でも只見~会津川口が不通となっています。
復旧の予定はたっておらず、ひょっとしたらそのままこの区間は廃線になってしまうかも
しれません。
代替バスによる輸送が行われています。
通常はワゴンタイプのタクシーが用いられており、繁忙期には写真のリエッセⅡや
メルファなどが充当されるそうです。
昨日の天気とはうってかわって快晴です。
鈍行ですので当然大きく窓も開きます。
しばらくは只見川沿いに走ります。
只見線といってもピンとこない方もいらっしゃるでしょうから、
こちらのCMでおなじみのところです。
JR東日本さんの「行くぜ東北」で、鉄橋を渡る列車の写真を撮ろうとしたところ、
親父の頭が写りこんでしまったというものです。
このように素晴らしい景色の只見線に乗り、会津若松に出まして
観光協会で自転車を借りて街の散策をしました。
通常の観光バスでは行かないところにお邪魔しました。
末廣酒造さんです。
酒蔵見学もガイド付きでやってくれます。
山廃仕込みの先駆け酒造さんです。
接続列車の時間もありますので早々に自転車を返却して
会津若松から磐越西線に乗り郡山へ向かいます。
ここから先はある意味消化試合といったところでしょうか。
郡山から東北本線を上って宇都宮で餃子を食べる選択もありましたが、
磐越東線でいわきに出て常磐線に乗る道を選びました。
いわきから勝田を経て水戸に出て我孫子までたどり着きました。
そこからは成田線で成田に出て総武線で千葉に帰ってきました。
朝7時過ぎに出て自宅近くの駅に着いたのが22時。
会津若松で2時間ほど時間をつぶしましたので
移動で約13時間。
通常料金約7,000円のところ、2,370円で済みました。
青春18の威力、恐るべしです。