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空間の利用
輸送業界にいるものとして、定員や積載量については日ごろから
注意をしたり関心を持ったりしています。
自動車、鉄道車両にはルールに基づき車両限界が定められています。
基本的には幅と高さです。
これらを決めなければ、収拾がつかなくなります。
日本の公道を走るには原則として幅2.5m、高さ3.8m、長さ12mの制限が設けられています。
一方、鉄道も同様に決められています。
先日、テレビを見ていたところ、北米に限定されるようですが、非電化区間、またトンネルがない区間では
高さの制限が厳しくないために、コンテナを2個積み上げて走行できる台車が存在していると紹介されていました。
日本は山がちでトンネルも多数存在しているので、
こんな感じです。
単純に見れば同じ長さで勘定すると積載量には2倍の差が生じます。
国土が広いというのはそれだけで利点になるのですね。
日本のバスにも2階建ては存在しますが、高さの制限は変わりませんので、
天井が低いので圧迫感を感じます。
空間が活用できるのは羨ましい限りです。
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