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古い街並みにある酒蔵さんの軒先には決まって下がっています。
名前がついていて、「杉玉」、「酒林」と言います。
杉の穂先を束ねてボール状にしたものです。
もともとは酒蔵が、新酒ができたことを知らせるためのもので、
吊るされたばかりの時は青々としていますが、酒の熟成が進むころには
枯れて次第に茶色になっていきます。
この知識がなかったころには、「蜂の巣」とばかり思っておりました。
子だくさんの印象を持つので、代々繁栄の意味だと勝手に信じておりました。
正しい情報を仕入れるのは大事なことですねぇ。
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