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過則勿憚改
「過ちがあれば直ちに改めなさい。」
との孔子先生のお言葉らしいです。
人間は過ちを犯すものです。これはある程度は仕方ないことだと
思います。完璧な人間など存在しないからです。
過ちにも、知らないで犯してしまうものと、悪いと知りながら
やってしまうものがあります。
刑法では、悪いと知りながら(=故意)犯す方が重いとされます。
さて、どちらが本当に悪いことなのでしょう?
仏教の考え方では、「知らずに犯してしまう」ことの方が
格段に悪いということです。
知らずに犯す過ちは、それが過ちであることすらわかりません。
つまり、善悪の判断がつかないので反省もできない。
反省できないまま過ちを犯し続けるので、周りは大迷惑を被ります。
そして、最近ちょくちょく出てくる、いじめによる自殺。
概して加害者側には「いじめている」意識がありません。
セクハラと同じです。
要は、相手がどう感じているかなのです。
やっと小学校を出たばかりの身で自殺を選んでしまう、将来のある若者が
不憫でなりません。
間違いなく親が悪いですね。