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天竜源一郎のこと
今でこそ、その滑舌の悪さから、お笑い番組に出演することが多くなりましたが、
プロレスで育った吾輩に取りましては、天竜は外人ヒールをやっつけてくれる
心のヒーローでありました。(約30年前)
当時は新日本プロレス、全日本プロレスの2大柱で、天竜は全日の要のレスラーでした。
先日のオカダカズチカとの引退試合は老体に鞭打つ感じで痛々しい印象を持ちましたが、
若かりし頃は得意の延髄斬りなど必殺技と言える技を繰り出すほぼ負け知らずの選手でした。
吾輩の田舎ではプロレスというと大体深夜枠での放送でした。ビデオなどない時代でしたから、
夜更かしをして観るしか方法はありません。彼が出てくるのはほぼファイナルマッチですので、
深夜も深夜です。眠い目をこすりながらも、テレビに向かって応援し、結果勝ってくれると
眠さは吹っ飛び、翌朝起きるのが地獄でした。しかし、観おわった後の爽快感たるや、
下町ロケットを観た翌日の朝にも匹敵するほどです。
昭和のヒーローが現役を引退するのは悲しいものですが、
懐かしい思い出をよみがえらせてくれますので、これは良しとしましょう。