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廃線利用
鉄道路線の中には廃線になったところも多く存在します。
線路が撤去され草が生い茂り自然に還るところもあれば、
造成されて道路や住宅地になるところもあります。
廃線利用で有名なものは旧信越本線の横川~軽井沢間が
アプトの道としてハイキングコースで整備、開放されています。
中央本線にもそのようなところがあります。
現在の勝沼ぶどう郷駅そばの、大日影トンネルです。
明治36年から平成9年まで使用されていた下り線を整備して一般開放しています。
長さは約1400mでゆっくり歩いて通り抜けに30分ほどかかります。
途中、歴史の解説をしたパネルがあったり、天井にはSL時代についた煤なども見られます。
残念なことに、経年劣化のために安全性に問題があるとのことで、現在通行ができない状態です。
管理している甲州市の観光課に問い合わせたところ、補修の計画はあるが、具体的にその補修が
いつになるのかはわからない、結果として、再開放がいつになるのかも不明、とのこと。
かなりの時間がかかりそうですわ。入口までは行けますので、何かと抱き合わせで行かれてみては。