夜店の思い出/武井観光スタッフブログ

武井観光スタッフブログ

夜店の思い出

音がするので自宅のベランダに出てみますと、今夜は方々で打ち上げ花火を

やっているようです。花火というとお祭り、お祭りには夜店がつきものですが、

そういえばおっさんになってからは行ってないなぁ。

子どものころはこの時期になるとお祭りに出かけ、夜店を回るのが楽しみでした。

いかやき、たこやき、金魚すくい、りんごあめ、おめん、水風船、

わたあめ、など今から思えば胡散臭い店だらけでした。

そして吾輩が印象に残っているのが、「カラーひよこ」と「片抜き」です。

colorhiyoko.jpg

どんな方法で色を付けたのか不明ですが、ビビッドな色彩は

当時の子どもたちの心を奪ったものです。

しかしながらそのうち色は抜けて、普通のオスの鶏になってしまいます。

オスといえども成長するならまだいいもので、家に持って帰っても

すぐ死んでしまうのも多かったと記憶しています。

今はまったく見かけなくなりましたね。

そして「片抜き」。

katanuki.jpg

店のおやじから1枚もらって、ベニヤ板でしつらえた低いテーブルの上で、

虫ピンをつかって溝をせっせと削っていきます。

うまく抜くことができたら50円とか100円、さらには難易度の高いものを

抜くことができたら500円というように賞金が出ました。

大体、細いところで折れるようになっていて、店側丸儲けの構図を

大人になって理解しました。

さて、今の夜店はどうなっているのか、ちょっと覗いてみましょう。

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