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蔵造川水路橋
先日、JR中央本線のマイナーな方に乗り、辰野から松本に向かった時のことです。
鉄ですので、運転席の後ろに陣取って、前方風景を眺めるのが好きです。
小野駅を発車してしばらく行ったところで、レンガ造りの跨線橋を目撃しました。
(写真は土木学会のHPより)
今の時代はweb情報である程度のことは取得できます。
車内で早速検索をかけてみたところ、
「蔵造川水路橋」という名前であることが判明しました。
さかのぼること110年前、1906年に架けられたものだそうです。
水流調整や農業用水に用いられていたとのこと。
現在、南側はレンガ積みの姿を残している一方で
反対側はコンクリートで補修されており昔の面影はありません。
近代化遺産というには適当かどうかわかりませんが、
過去の遺産を目にすることは非常に好きですので、
今後とも、公私の別なく、目を凝らしてまいります。