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ロードキル
道路上で発生する野生動物の死亡事故。
公道を走っていると動物注意の標識を見かけます。
特に、郊外の国道や新東名の切通区間には多いように思います。
さて、運転をしているときに目の前に急に動物が出てきたらどうしますか?
ハンドル操作で避けることができるのであればそうすることが最善です。
しかし、道路上の状況は自身に常に有利であるとは限りません。
対向車がいたり、左右にクリアランスがなかったりと、不利な場合の方が
多い可能性があります。搭乗者を守るためには、自車に損傷を与えても
そのまま轢いてしまった方が最善の場合もあります。かわいそうですが。
実際に轢いてしまったら、警察に届け出る義務が生じるそうです。
この場合、物損扱いで処理されるので、免許証の減点や反則金納付義務は
ありません。野生動物に限らず、犬猫についても同様とのことです。
そして、放置された死骸があった場合にも通報する義務があるらしいですよ。
2次被害を生じさせることになりかねず、安全運転義務違反に問われます。
自動車運送事業にかかわるものとして、恥ずかしながら、知りませんでした。
そして、日本には特有の動物注意の標識があります。
西表島だけに存在する、イリオモテヤマネコ注意の看板です。
特別天然記念物だけに、やっちゃったら一生残りそうです。