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日光を見ずして
結構と言うなかれ、と言う言葉があります。
日光地区には多くの観光施設があります。
東照宮、二荒山神社、中禅寺湖、華厳の滝、
戦場ヶ原、光徳牧場など全てを観るには
滞在型観光でないといけません。
当社でも、春秋の修学旅行で学生さんたちや
一般のご一行様を頻繁にお連れしています。
そのような中、存在は知りつつも、ずーっと
行けてなかった施設に今回行ってまいりました。
田母沢御用邸です。
ここは、大正天皇のご静養のために造営され
昭和22年に廃止されるまでの間、三代にわたる天皇、
皇太子がご利用になられました。
明治期に造営された御用邸の中でも最大規模の木造建築で、
ここが現存する唯一の建物だそうです。江戸、明治、大正の
三時代の建築様式をもつ集合建築群で、これらの建物の併用が
あたかも当初から存在したかのように建てられているところに
大きな特徴があります。
2000年に3年30億円の費用をかけて大々的に修復されて
今に至っています。
田母沢御用邸、ゆっくりと時間をかけて観ることを
おすすめいたします。