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大義
「アルキメデスの大戦」を観まして
戦艦大和に少々興味を持ちました。
関連事項をつついていったところ、
副砲射撃指揮官の臼渕磐大尉を知る
こととなりました。
後世の人は、特攻やミッドウェイ海戦以降の
戦闘行為を無駄な戦、あるいは無駄死に過ぎない
と認識しがちで、吾輩もそうとは思わない
までも、どうして旧帝大や早慶レベルの学徒
までもが敗戦間際まで戦い続けたのかという
疑問を持ち続けておりましたが、やっと納得のいく
考え方にたどり着きました。
開国の端緒となった薩英戦争以降、ずっと負け知らずの
日本だったことに思いを募らせての発言だったの
でしょうか。
臼渕大尉の言葉です。
「進歩のない者は決して勝たない。
負けて目覚めることが最上の道だ。
日本は進歩ということを軽んじ過ぎた。
私的な潔癖や徳義にこだわって
本当の進歩を忘れていた。
破れて目覚める、それ以外にどうして
日本が救われるか。
今目覚めずしていつ救われるか。
俺たちはその先導にになるのだ。
日本の新生にさきがけて散る。
まさに本望じゃないか。」
立派な先人を誇りに思います。
興奮して眠れそうにありませんが、
を飲んで寝るのだ。