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労務管理に骨折りそう
時間外労働時間の上限が960時間に制限されます。
時間外労働というと、1日8時間(休憩を除く)の
労働時間を超えるものを言います。
ざっくり計算すると、1日当たり平均3.5時間の
時間外労働が認められます。
ただし年間を通じて、時間外労働時間は長短さまざまな
ケースが見込まれるので、運行管理者はシビアに見て
いかなければなりません。
もっとも、貸切バスのオーダーは8時間以内で収まるものは
少なく、車庫を出てから帰ってくるまでかなり長時間の
ものが目立つのか実情です。
労働時間を少なくせよ、との国からのお触れですからそれは
もちろん守ります。でも乗務員職というのは陸海空すべて
残業いかんで収入が変わってきます。
なので、この制度で乗務員を守るためには労働単価を上げることが
必要です。そういうことを理解してかしないでか、
いまだに、「バス代を安くして」と言ってくる消費者も多数います。
それも学校関係者に多いのが事実。
安全を提供物として考えたらそういう発想は無くなるはず。
考えられへんぞ。
こういう観念を変えていくことから、国は手を付けなければ
いけないんじゃないかね。
って強く思うよ。
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