飯沼貞吉さん/武井観光スタッフブログ

白虎隊にいた人です。

今「ひとり白虎」を読んでいます。

貞吉さんの来し方行く末を記した小説です。

主な時代背景は明治時代。日本が西洋に追いつけ

追い越せ、と血気盛んになっていた時代です。

貞吉が静岡学問所を退学になって沼津兵学校の

事務方、藤沢次謙さんの世話になった折の言葉です。

（もちろんこれは小説内のことなので事実かどうかは

吾輩にはわかりません）

吾輩は貞吉さんの人生より、その言葉の深さに興味を

持ちました。

藤沢さんは陸軍副総裁の任にあった人です。

彼の信念がそのままその後の軍首脳部が引き継いでいれば

先の大戦での結果が違っていたかも。そんな気がして

なりませんでした。

今回は、白虎隊の一人の人生を追うために本を借りましたが

次は藤沢さんの人生を覗いてみたいと思いました。